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汗をかいたら入浴・シャワーで皮膚を清潔に保ちましょう !!

シャンプー・洗浄剤の選び方

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アレルギー成分

接触アレルゲンを含まない、皮膚や眼への刺激が少なく使用感の良いものを選びましょう。含有成分は製品に全て表示されていますので購入前に必ず確認するようにしてください。

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保湿成分や皮膚アレルギー試験済

弱酸性・無香料・無着色・アレルギー皮膚テスト済みであるかどうか、スクワラン・セラミドなどの油分や保湿成分を含有しているか等をチェックしてください。

その他

パンフレットやインターネットなどで製品のコンセプトを前もって把握することは重要です。


入浴方法

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こすりすぎには要注意 !!

石けんやシャンプーを使う時は、予め少量のお湯を洗面器に入れそのお湯でよく泡立てて泡で体を撫でるようにして洗ってください。泡タイプの石けんもご使用いただけます。

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その他入浴時の注意 !!

高い温度のお湯は避ける、入浴後にほてりを起こしてかゆみを起こしやすくなる炭酸水素ナトリウム(重曹)や皮膚を乾燥させる硫黄成分を含む入浴剤の使用はお控えください。

入浴後の注意 !!

洗った後は柔らかいタオルで抑えるようにして水分を吸い取り、こすらないように注意してください。また、入浴後にはすぐに保湿剤や外用剤を塗布する習慣をつけましょう。


保湿剤使用時の注意点

アトピー性皮膚炎の方は皮膚バリア機能が低下しているため、化粧品などの成分により皮膚の赤みや腫れなどの症状が起こりやすくなり、その後食物そのものを摂取した時に蕁麻疹やその他のアレルギー反応が出る危険性が高くなっています。食物が付着しやすい手や口の周りに変化が現れやすいため、異常を感じた場合は製品の使用を中止して様子をみてください。

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保湿剤の選び方

小麦・卵・オーツ、ミルク、ピーナッツ等の食物由来の蛋白成分を含まないものを選びましょう。製品に含まれる界面活性剤や蛋白分解酵素成分の表示を確認して選ぶようにしましょう !!

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アトピー素因がある場合

ピーナッツを触った手でスキンシップをされた乳幼児は食物アレルギー発症の危険率が高くなることが知られています。このため乳幼児がいるご家庭では十分な注意が必要です。

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表示の確認

食物・食物蛋白を含む石鹸/化粧品の接触部位にかゆみや赤みの症状がでて、その後その食物を摂取した時に蕁麻疹や咽頭浮腫などのアナフィラキシー症状が起こる場合があります。




参考資料

  • 1)日皮会誌:119(8),1515-1534,2009(平成21)
  • 2)美容皮膚科学 2009年5月5日 2版1刷
  • 3)小児の皮膚トラブルFAQ 2009年8月20日 初版第2刷