HOME  製品情報TOP  感染症対策TOP
食中毒予防
のために
 
 食材由来のノロウイルスを失活させる
 二枚貝(カキ、アサリ、シジミ等)はノロウイルスを
 蓄積していることがあるので、二枚貝の調理は中心部が85℃以上で1分以上
 になるように加熱して、ウイルスを確実に失活(殺菌)してください。
 
 調理器具等からの汚染を防止する
 二枚貝の調理に使用した調理器具、シンク等は十分に洗浄し、熱湯(85℃)で
 1分以上加熱又は 0.02%次亜塩素酸ナトリウムで消毒してから他の食品に
 使用します。調理が終わった後は、同じように消毒して乾燥後、衛生的に保管
 してください。 

 調理従事者からの食品汚染を防止する
 食品の盛り付け作業時には、使い捨て手袋を使用してください。
 おう吐、下痢等の症状がある調理従事者は、食品に直接触れる作業は控えて
 ください。調理従事者の手を介しての食中毒を防止するためには、手洗いが重
 要です。ノロウイルスは一般の食中毒細菌と異なり、逆性石けん、アルコールの
 消毒効果は十分ではないので、石けんで良くこすり洗いをした後、水で十分に洗い
 流し、ウイルスを落としてください。
 

 
 発生時の注意点
 発生時の食器回収の際には、手袋等を使用して食べ残しに直接触れないように
 してください。おう吐物で汚れた食器類は、「排泄物・おう吐物の処理」を参考に
 して処理してください。

 日常生活での注意点
 調理従事者がノロウイルスに感染すると、大規模な食中毒につながることがある
 ので、日常生活においても、配慮が必要です。食生活では生ものに注意し、
 外出後やトイレの後の手洗いを徹底してください。家族が下痢・おう吐した時には、
 「排泄物・おう吐物の処理を参考にして処理してください。


大洋製薬株式会社