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体液が体重の50%まで低下します。
加齢により筋肉量が減少し、それに伴い身体内での水分含有量が低下するため、高齢者においては
脱水症や熱中症を起こしやすくなります。
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のどの渇きを自覚しにくくなります。
高齢者はのどの渇きを自覚しにくいため、水分摂取が遅れがちになり、脱水症や熱中症を起こしやすく
なります。
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尿がうすくなります。
腎機能低下に伴ない、腎尿細管からの水分・電解質の再吸収が低下するため体液・電解質を失いやすい
ため、脱水症や熱中症を起こしやすくなります。
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全体的な食事量や飲水量等が減少し、体内における水分・電解質が不足します。 |
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何度もトイレに行かないように水分制限をしてしまう場合があります。
高齢者本人が夜間トイレに行くのを嫌がったり、介護者に気を遣ったりして、自ら水分摂取制限を行った
結果、水分不足を招く結果に陥ってしまうことがあります。
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治療薬が利尿作用を持っている場合、体液・電解質が失われ、脱水症や熱中症を
起こしやすくなります。
高齢者では高血圧や心不全に罹患している割合が高くなるため、これらの治療薬である血圧を下げる
お薬、心臓の負担を減らす目的で利尿薬等が処方されることが多くなり、その結果水分や電解質が
不足して熱中症を起こしやすくなります。
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高浸透圧の経腸栄養剤等を用いた結果、体内の浸透圧が上昇して相対的な
水分不足を招いてしまいます。 |