HOME
製品情報TOP
熱中症関連情報TOP
乳幼児・小児は、脱水症を起こしやすく熱中症にかかりやすいため、
保護者による十分な注意が必要です。
特 徴
乳幼児・小児は体重あたりの体表面積が成人と比較して大きいため、環境温度の
影響を受けやすくなってしまいます。
【不感蒸泄量】
未熟児・新生児 : 15〜25mL/kg/日
乳児 : 25〜50〜70mL/kg/日(脱水〜通常〜発熱)
成人 : 5mL/kg/日
成人と比べて多くの熱を産生します。
脱水による体温の上昇が成人と比べて早いにもかかわらず、腎臓等の臓器そのもの
が未熟なため熱を下げる効率が悪くなります。
乳幼児・小児は成人と比較して腎機能が未熟であり、尿を薄いままで体外に排泄してしてしまいます。
そのため、体液が失われやすくなり、脱水症や熱中症をおこしやすくなっています。
新生児期から小児においては、体液の比率が体重の70〜80%と非常に高くなって
います。細胞レベルでみると、細胞外液の比率が高くなっています。体液の喪失は
通常細胞外液から始まるために、小児においては脱水症や熱中症を起こしやすく
なってしまいます。
自分の意思で水分摂取ができません。
新生児期や乳児期では、口渇感を感知しても自らの意志で水分・電解質補給を行うことは容易では
ありません。保護者の認識が遅れることにより、予備能力の少ない小児では容易に脱水症になると
いわれています。
大洋製薬株式会社
TOP